ノンシリコンについて (SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留豊里です。

今回はノンシリコンについて書かせて頂きたいと思います。

前回の記事でシリコンについて書かせて頂いた際シリコンとは、ケイ素(Si)をメインとして合成樹脂でコーティング剤と書かせて頂きましたがノンシリコンシャンプーはそれら成分が一切入っていないシャンプーでトリートメントやコンディショナーの美容成分が浸透しやすく髪の奥まで有用成分が行き届きダメージをケアしながらすこやかな髪へ近づけるとされております。

わかりやすく例えると髪の毛がコーティングされていない素の状態であり髪や頭皮がすっぴんの状態になっているという事です。

髪がふんわりと軽い仕上がりになるのが一般的で、頭皮をすこやかにし、フケやかゆみ、低刺激なシャンプーを使用したい、べたつきのない軽やかな仕上がりにしたい、髪のボリュームを出したいと言う方には向いていると思います。

以上ノンシリコンについて書かせて頂きました!

シリコンについて (SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留豊里です。

今回は、シリコンについて書かせて頂きたいと思います。

シリコンはケイ素(Si)をメインとして合成樹脂でコーティング剤でヘアケア製品に含まれるシリコンは吸着性に優れておりキューティクルやダメージを受けた部分に張り付き、髪の表面がシリコンでコーティングされ洗髪中に毛髪のきしみを抑えながら、指通りをなめらかにし毛髪のダメージを軽減する効果があり、ロングヘアでからまりやすい髪や、枝毛などのダメージが気になる髪もなめらかな仕上がりになります。

ヘアケア製品意外にワックスやトリートメント、焼け止めやファンデーションや化粧品にもシリコンは含まれており美容製品以外では、ティッシュペーパーやコンタクトレンズさらに半導体の元となるウエハーもシリコンで出来ています。

なぜそんな色々な製品にシリコンが含まれているかと言うとシリコンは地球表面で存在するすべての物質のうち、2番目に多い物質で資源が豊富にあること+加工のしやすさと言われております。

シリコンの正式名称はシリコーンと言うのですが、一般的にはシリコンと言う名称で通っているいるので個人的にどちらでも良いと思います 笑

最後によくヘアケア系の商品に含まれているシリコンが、メチコン、ジメチコン、シリカ、メチコン、シクロメチコン、アモジメチコン、シクロペンタシロキサンなどの名称が成分表記欄に載っているのを目にします。

シリコンの正式名称はシリコーンと言うのですが、一般的にはシリコンと言う名称で通っているいるので個人的にどちらでも良いと思います 笑

次回はノンシリコンについて書かせて頂きたいと思います!

トリートメントについて詳しく (SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留豊里です。

今回の記事はトリートメントについてわかりやすく書かせていただきたいと思います。

近年様々な名前のトリートメントがあるとおもいますが今回そんな中から一つ酸熱トリートメントについて書かせていただきたいと思います。

酸熱トリートメントとは、熱と酸のチカラで髪をより強く結合して髪のダメージを修復してくせを軽減できるトリートメントで従来のトリートメントに比べ保湿効果がある髪質改善トリートメントの一種で名称からもわかるように熱と酸をそれぞれ名前に入れて酸熱トリートメントと呼ばれております。

通常のトリートメントは、ダメージがなくても仕上がりは髪質が良くなりますがそれに対して酸熱トリートメントは髪にダメージがないとあまり効果を発揮しません。

髪の毛は通常シスチン結合と言ってケラチンたんぱく質特有の側鎖結合で、ケラチン主鎖から横に伸び、何本ものケラチン主鎖同士をつないでいる結合で毛髪が成り立っておりダメージ毛は髪内部のシスチン結合が壊れている状態でシスチン結合は髪を支える柱の役割を果たしているので、シスチン結合が壊れる度合いが多いほど、ダメージも大きくなります。

そのダメージ部分に有機酸であるカルボン酸の一種であるグリオキシル酸やジカルボン酸を主成分とした薬剤を髪に塗りヘアアイロンで熱をあてると脱水縮合(だっすいしゅくごう)と言う化学反応が起き髪の毛の内部でイミン結合と言いう結合が起き髪内部で新たに作られたイミン結合は、シスチン結合の代わりとなり髪を支え髪のダメージが修復するとされております。

よく間違われ方がいらっしゃっるので再確認させて頂きますとあくまでもトリートメントの一種ですので効果は、縮毛矯正やストレートパーマのように半永久てきに持続するものではありません。

ヘナカラーについて (SoweSter汐留)

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今回はヘナカラーついて書かせて頂きたいと思います。

ヘナカラーは、インドや北アフリカに多く自生しているミソハギ科の植物・ヘナの葉を粉末状にして水で溶いて染料とする、天然のヘアカラー剤の1つで近年では日本でもヘアサロンやインターネットでヘナカラーの商品やサービスを見かけるようになりました。

通常のヘアカラーはアルカリ剤や酸化染料であるジアミンなどが含まれているのに対しヘナカラーは天然由来の成分で、頭皮や髪への負担が少なく、アレルギーの方や頭皮が荒れる方、シミやすい方も安心してカラーリングができて髪の毛に対するダメージもなく髪にハリやコシを与えてくれます。

その反面、植物由来の優しい成分で染めるため染まるまでに時間がかかりアルカリ剤を含まない天然の染料なので色を選ぶことができず、黒髪も明るくすることはできません。

目的にもよりますがヘナカラーは、白髪を黒く染めたい方などには、ダメージレスで染めれて十分な効果を発揮しますが、髪の毛の色を明るくしたいなどのご希望の方には不向きだと思います。

加齢で白髪も出て髪の毛が細くなって来たと言う方にはバッチリだと思います!

カラーシャンプーについて (SoweSter汐留)

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今回はムラサキシャンプーをはじめとするカラーシャンプーについて書かせて頂きたいと思います。

カラーシャンプーとは、通常のシャンプーと違いシャンプーの中に色素成分が配合されておりブリーチや通常のカラーリング後に使用する事で色持ちが良くなったり黄ばみ、赤みを抑える事が出来ます。

カラーシャンプーの仕組みは通常のカラーリングと違いムラサキシャンプーをはじめとするシルバーシャンプー、ピンクシャンプーに配合されている色素成分は2剤を必要としない成分で髪の表面に色素を乗せるイメージでヘアマニキュアに近くマニキュアに比べると染料がかなり薄いですが髪の表面に着くことで補助的な効果ができ洗うたびに色素を髪にプラスしてくれます。

美容師さんからブリーチをした後にムラサキシャンプーを勧められる事があると思いますが、ブリーチをした後にムラサキシャンプーをする事でムラサキは黄色の反対色ですので、黄色味を抑える事ができます。

ムラサキシャンプー以外にもピンクがもっと欲しかったらピンクシャンプーなど色だけに色々なシャンプーがあります、、、笑

ブリーチなしのダブルカラー (SoweSter汐留)

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今回は、脱色剤について書かせて頂きたいと思います。

脱色剤は別名ライトナーと呼ばれおり、髪のメラニン色素を分解して明るくする作用がありブリーチなしダブルカラーと謳われておりブリーチ(脱染剤)より髪の毛にダメージを与えないのが特徴なのですが、ブリーチに比べるとメラニン色素を取り除いて明るくできる限界は14レベルまでで金髪まで色素を抜くことが難しく、すこし赤味が残ってしまいオレンジ黄色っぽくしか抜けないです。

それに対しブリーチは、ライトナーに対し酸化染料のパワーが強く今までの残留しているカラーの色素も分解することができるので、より明るくなります。

よくあるご相談でブリーチをしたくないが、出来るだけ明るくしたいと言うのであればライトナーを使うのは一つの選択肢だと思いますししっかりと色を入れたいと言うのであればブリーチが良いと思います!!

どちらもメリットデメリットがあるので髪の状態やどう言うデザインにしたいかで用途が変わってきます。

おしゃれ染めと白髪染めの違い (SoweSter汐留)

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今回、おしゃれカラーと白髪染めの違いについてわかりやすく書かせて頂きたいと思います。

よくお客様から普通のカラーと白髪染めって何が違うの?ってご質問を頂きますので記事にする事にしました。

美容業界では、一般的に白髪染めをグレイカラーと呼びおしゃれ染めをファッションカラーと呼ばれる事が多いいです。

黒髪と白髪では、髪の色を構成している色素でメラニンという色素があるのですが黒髪と白髪では毛髪中のメラニンの量が全く違います。

わかりやすく説明すると、ファッションカラーとグレイカラーの違いは、カラーリング剤の中に含まれる脱色剤と染料のそれぞれの配合量が違います。

白髪にはメラニンはほぼ存在しないため、グレイカラーにはファッションカラーよりも染毛力の高い染料が使用されており多くの染料を髪に入れ込むことによって色を入れ込むのがグレイカラーで、それに対して黒髪にはメラニン色素が多く存在するので脱色剤で髪のメラニン色素を脱色してその上に染料で色味をプラスし、透明感や色のトーンを明るいカラーにするのがファッションカラーです。

通常のファッションカラーは、メラニン色素のある髪を明るい色に染めることを目的に作られていて色を抜くためのブリーチ力が高いのに対して染毛力が低くてメラニン色素のない白髪を染めるのに向きません。

一方で白髪染めは黒髪用のヘアカラーに比べて染料の含有量が多いいのですが、ブリーチ力が低いので明るさを出したい場合にはおしゃれ染めに比べると明るさが物足りなく感じます。

最近は、様々な研究で薬剤レベルが上がっており明るさも出しつつ白髪も染めるカラー剤も徐々に増えてきてます。

パーマの成分 ② (SoweSter汐留)

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前回システアミンについて書かせて頂きましたが、今回はチオグリコール酸について書かせて頂きたいと思います。

チオグリコール酸は昔から使われている一般的なパーマ液でしっかりパーマをかけたい時は”チオ”と言われており弾力があるメリハリのあるウェーブを形成で
一度かかるとパーマの持ちが良いのが特徴です。

パーマで使われる薬剤の中では、分子量が小さく、髪の毛の中に浸透しやすい事で強力で癖毛や広がりでお悩みの方がする縮毛矯正などにもよく使われており硬くてパーマがかかりづらい髪にもキレイにウェーブがでますし、頑固な癖毛もストレートになります。

元々チオグリコール酸は強い酸なので、アンモニアなどアルカリで中和されて使われるのが一般的でチオグリコール酸はアンモニア水のおかげで高PH高アルカリの強い効果のあるパーマ液になりました。

パーマのウェーブの形成力や縮毛矯正のストレート力は、アルカリ剤の濃度できまりますが同時にアルカリ剤の濃度が高い分ダメージの受けやすさに直結するので特に細い髪の毛の方やダメージを受けてしまっている髪の毛に対しては、使いどころを考えなければならないですし、慎重に使わなければ弱い髪の毛は耐えられなくなりチリチリになってしまったりパサつきが出ることもあります。

最後に前回のシステアミンと今回のチオグリコール酸を簡単におさらいをすると、”優しいシス”、”強くチオ”と覚えて頂けたら覚えやすいと思います!!

パーマ液の成分 (SoweSter汐留)

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前回パーマの仕組みについて書かせて頂きましたが、今回はパーマの薬剤の成分について書かせて頂きたいと思います。

パーマの1剤には、主にチオグリコール酸(チオ)システアミン(シス)とどちらかを主成分として出来ており、今回はシステアミンについて書かせて頂きたいと思います。

システアミンは、システインの分解生成物で化粧品分類にされており、チオグリコール酸やシステインに比べて髪の毛のダメージの原因になるアルカリをあまり必要としないため髪の毛に対して負担を軽減してパーマをかけられて、さらにアルカリが低い分、既染毛(すでにカラーなどをしている髪の毛)の色落ちが軽減されます。

前回の記事でも書かせて頂きましたが、髪の毛は、シスチン結合と言ってケラチンたんぱく質特有の側鎖結合で、ケラチン主鎖から横に伸び、何本ものケラチン主鎖同士をつないでいる結合で毛髪が成り立っているのですがパーマ剤1剤は、そのシスチン結合を切断して毛髪がロッドに巻かれたり、伸ばされたりすることによって、毛髪の形状が変化して軟化という現象がおこると説明させて頂きましたが、システアミンはチオグリコール酸やシステインよりシスチン結合の減少は明らかに少ないと研究で証明されており、ウェーブの形成に影響の大きい毛髪シスチン結合を効率よく還元しているとされておりダメージを引き起こしにくいことが示されました。

以上システアミンについて書かせて頂きました(^.^)

パーマの仕組み (SoweSter汐留)

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今回はパーマの仕組みについて書かせていただきたいと思います。

パーマのかかる仕組みは、毛髪の微細構造が密接に関係しているので、微細構造からパーマのかかる仕組みを説明します。

前回の縮毛矯正について書かせて頂きましたが、縮毛矯正やパーマの施術にはアルカリ剤を主成分とする1剤と臭素酸塩や過酸化水素を主成分とする2剤と言う薬剤が存在します。

1剤と2剤の働きをもう少し化学的にわかりやすく説明すると、毛髪の主成分はアミノ酸が集まって出来ているケラチンと呼ばれるタンパク質で形成されており毛髪内部には、コルテックスと言って毛髪の中間層部分で髪の内部を形づり、髪の毛の約90%を占める部分で髪の毛にとても大事な部位が存在するのですが、そのコルテックス内は毛髪の縦方向に沿った細長い微細繊維を形成している硬い部分とそれを取り巻くように存在する非定型の柔らかい部分に分かれておりどちらにも、シスチン結合と言ってケラチンたんぱく質特有の側鎖結合で、ケラチン主鎖から横に伸び、何本ものケラチン主鎖同士をつないでいる結合で毛髪が成り立っておりますが、パーマ剤1剤の有効成分であるチオグリコール酸やシステインは、水素を与えることで毛髪中のシスチン結合を切断し、1剤で切断されたシスチン結合は、毛髪がロッドに巻かれたり、伸ばされたりすることによって、毛髪の形状が変化して軟化という現象がおこりこの状態で2剤を作用させると構造が変化した状態でシスチン結合は再結合され硬化します。

このようなメカニズムでパーマは1剤で毛髪内のシスチン結合を還元して切断し、2剤で酸化して再結合させることでかかります。

最後にパーマの起源は、紀元前3000年と言われており、古代エジプトの貴婦人たちは、毛髪に湿った土を塗って木の枝などに巻き付け、天日で乾かし毛髪にウェーブを付けていたと言われており、2001年4月の化粧品基準の制定に伴い、化粧品(洗い流すヘアセット料)でもパーマと同じようなカールやストレートを得ることが可能となった現在まで歴史が非常に長い施術の一つです!!