東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留豊里です。
紫外線がすごい時期ですね、、
今回は紫外線でなぜ髪の毛の色が抜けたり髪の毛が痛むのかをご説明出来ればと思います。
まず最初に紫外線は英語でultravioletと言われておりその略でUVと言われておりUVは波長が10~400nmの可視光線より短く軟X線より長い波長をもつ光とされておりまして、UVにはA、B、C 3つのタイプがあると言われており肌や髪の毛に影響があるとされているのがUV-AとUV-Bです。
UV-Aは、太陽から届く紫外線のうち大部分(95%以上)を占めており、長時間浴びた場合の健康影響が懸念されており、UV-Bは、ほとんどは大気層などで吸収されるとされておりますが約5%は地表へ到達し皮膚や目に影響を与えるとされており窓ガラスなどである程度はカットされると言われておりますが日焼け、皮膚がんの原因となります。
UV-AよりUV-Bのほうが髪の毛や皮膚に有害があるとされております。
ちなみにですがUV-Cは、オゾン層などで吸収されるため地表には到達しないので浴びることはないとされております。
髪の毛は、70%以上がシスチン結合を含むケラチンと言うタンパク質からできており、下の写真の様に①メデュラ(毛髄質)、②コルテックス(毛皮質)、③キューティクル(毛表皮)の三層構造になっており②コルテックスという部分に髪の色を決めるメラニン色素を含んでいます。
メラニン色素は、その有害なUVを吸収し、頭部も含め身体を守る働きがあり毛髪を構成しているシスチンやチロシンなどと言うアミノ酸が酸化されて別の物質に変化してしまい毛髪を構成しているケラチンがダメージを受けパサつきや色抜けなどの原因になるのです。
1年間で太陽から降り注ぐ紫外線量は、5月〜9月頃までが紫外線量が多いと言われておりせめてその期間は外出時日傘をして外出することをおすすめ致します!!