ケラチントリートメントについて (SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留 豊里です。

 今回はケラチントリートメントについて書かせて頂きます。

ケラチントリートメントは、髪の毛にケラチンというタンパク質を補給することで、髪を補強し、修復するトリートメントで、ケラチンは、髪の毛爪、皮膚などの動物の体組織に豊富に含まれている主要な構成要素であり、強度や弾力性を与える役割を果たしダメージを受けた髪を修復し、健康的な状態に戻す効果があります。

ケラチンは、アミノ酸と呼ばれる分子がポリペプチド鎖として結合してできており、ジスルフィド結合と呼ばれる特定の結合が髪の強度や形状を決定しており、ダメージを受けた髪の場合、このジスルフィド結合が切れたり変性したりすることで髪が脆くなり、うねりや切れ毛の原因になります。

このように、ケラチンは髪の毛の強度やツヤを保つために重要でケラチンの補給は、ケラチントリートメントなどの特殊な処理や、適切な栄養を摂取することによって行うことができこれにより、髪が健康的で美しい状態を保つことができます。

ケラチントリートメントの効果は、熱や化学処理、環境要因などによって傷んだ髪を修復し、健康的な状態に戻し髪の毛がよりしなやかになり、ツヤがアップします。

通常、シリコンやノンシルコンは、毛質によって合う合わないがありますが、ケラチントリートメントは、すべての髪質やタイプに適しておりストレート、カーリー、ウェーブなどの髪の毛にも効果的で髪の毛がより扱いやすくなりブローなどがしやすくなります。

子供と大人の髪の毛の違いについて (SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留 豊里です。

先日、お客様のお子様の髪の毛を切っている時に子供の髪の毛が伸びるのが早いと言う疑問を頂いたので、大人の毛の質との違いについても説明をさせて頂きたいと思います。

子供と大人の髪の毛の違いは、生理学的な面や外観上の特徴や髪の太さと硬さや色と質の変化挙げられます。

子供の髪の毛は、成長段階にあるため通常細く柔らかで、毛髪の表面が滑らかなのに対して大人の髪の毛は、髪が成熟し、年齢とともに髪の質が変化していくため一般的に太く、硬く、毛髪の表面が粗いです。

 大人の髪の毛は成長速度が遅くなり、毛髪周期が長くなりますが、子供の髪の毛は、成長が速く、毛髪周期が短く髪の成長が活発で、頻繁に髪の生え変わりが起こります。

小学生になってくると髪の毛が伸びるスピードがさらに早くなります。

幹細胞とエクソソームの違い (SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留豊里です。

前回エクソソームについて書かせていただきましたが、幹細胞と混同するとお話がありましたので今回はエクソソームと幹細胞の違いについて書かせて頂きたいと思います。

エクソソームは細胞間の情報伝達と細胞外への分泌に関与し、幹細胞は自己複製と異化分化の能力を持ち、組織再生や医学的な応用に関与しています。

エクソソームは、細胞内で形成される小さな細胞小器官で、細胞膜に包まれた脂質二重層の小さな小胞で、細胞外に分泌され、エクソソームには、細胞外に導かれる細胞内成分や遺伝子情報が含まれていることがあり、これらの小胞は、細胞間の情報伝達やシグナル伝達に関与し、細胞内のタンパク質や核酸を細胞外に運ぶ役割を果たしています。

最近の研究では、エクソソームが細胞間のコミュニケーションや疾患の進行に関与していることが示唆されています。

幹細胞は、体内の成体細胞と異なり、自己複製と異化分化の能力を持つ特殊な細胞で、分化して特定の細胞型(例:血液細胞、神経細胞など)になることができます。

幹細胞は、発生中の個体や組織の再生、修復、および成長に関与しており疾患の治療や新しい組織の生成などの医学的な応用にも期待が寄せられています。

幹細胞は様々な種類がありますが、胚性幹細胞や成体幹細胞などが最もよく知られています。

このようにエクソソームと幹細胞は、細胞や生物学の中で異なる役割を果たしています。

新アンチエイジングについて(SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留豊里です。

今回は最近アンチエイジング効果があると期待されているエクソソームという物質について書かせて頂きたいと思います。

エクソソーム療法とは、特許技術により抽出した多量のエクソソームを含む幹細胞培養上清液を用いた治療で肌のターンオーバーを促進し整える効果があり、乾燥肌などの肌トラブルを修復し改善することで、健康な美肌を保つ効果があると考えられています。

エクソソームとは、細胞から分泌される極めて小さな顆粒状の小胞で細胞外小胞と呼ばれる物質の一つで小胞は膜に包まれた袋状になっており、内部には核酸と呼ばれるマイクロRNA・メッセンジャーRNAといった遺伝子情報やタンパク質など大切な情報が含まれており、細胞間での情報伝達に重要な役割を担っているということで由来する細胞の特徴を反映し、他の細胞に取り込まれて、細胞間の情報伝達が行われることで、私たちの身体に起こる様々な症状に関与していると言われており、美容治療を始めとして、健康維持や医療などの分野で効果が期待されており、国内外で研究が進められている物質です。

肌の真皮層にある繊維芽細胞にエクソソームが取り込まれると、細胞が活性化されるためコラーゲンやエラスチンが増産されます。コラーゲンやエラスチンが増えることで肌の弾力性がよみがえり、ハリやツヤ、たるみの改善に効果を発揮します。

人間の肌には、目に見える表面の事を表皮と呼ばれておりその表皮の内側にあって、皮膚組織の大部分を占めているのが真皮と呼ばれているのですが、その肌の真皮層にある繊維芽細胞にエクソソームが取り込まれると、細胞が活性化されるためコラーゲンやエラスチンが増産されコラーゲンやエラスチンが増えることで肌の弾力性がよみがえり、ハリやツヤ、たるみの改善されます。

幹細胞培養上清液に含まれるエクソソームは、体性幹細胞の活性化や、血管再生、抗炎症作用などに働きかけ、損傷した細胞に集まり、傷ついた細胞の修復や老化した細胞を活性化させたり、本来持っている肌の機能を活性化させ、細胞レベルで肌を蘇らせるため、美肌やエイジングケアの治療に効果を発揮してAGAや薄毛治療にもエクソソームが用いられて毛髪の再生をサポートする成分を毛根に届ける役割を果たし毛包細胞を分化・増殖させるため、発毛や育毛に効果的で損傷した毛包や頭皮を修復して、頭皮環境を整え健康的で強い髪に導きます。

次回は、勘違いしやすい幹細胞培養液とエクソソームの違いについて書かせて頂きたいと思います!

髪、爪そしてアレルギーにも良い成分 (SoweSter汐留)

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ビオチンという成分ついて書かせていただきたいと思います。

ビオチンは、ビタミンB群に属する水溶性のビタミンでビタミンHとも呼ばれており体内で糖・アミノ酸・脂質などのエネルギー代謝に関わっていると言われており抗炎症物質を生成することで炎症を防ぎ、アレルギー症状も緩和するとされておりアミノ酸の代謝に関わります。

アミノ酸は体内でコラーゲンなどを合成する際の材料となるため、皮膚や粘膜、髪の毛を健康な状態に保つために重要です。

酵素の働きを助ける栄養素を補酵素と言うのですがその補酵素して働き、エネルギーを作り出す手助けをしていると同時に体内では作ることができないビタミンであるため食品から摂取が必要で腸内細菌によっても合成されるとされており水には溶けやすいですが熱、光、酸に強いので摂り入れやすい栄養素です。

美容と健康に最適な成分 (SoweSter汐留)

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今回は、ケフィアという成分について書かせて頂きます。

化粧水などにもケフィア発酵エキスなど目にする事が多くなってきましたのでわかりやすく書かせて頂ければと思います。

ケフィアは、長寿の人が多いとされているコーカサス地方と言う日本の北西に位置するカスピ海と黒海にはさまれた、アゼルバイジャン、アルメニア、ジョージアと言う国の伝統的な発酵乳で古くはヤギ皮の袋に牛やヤギなどのミル クとケフィアグレインを入れ作られていたとされております。

通常のヨーグルトもケフィアも原料は、牛乳なのですが違いは発酵時の菌の種類で、ヨーグルトが乳酸菌だけの”単独発酵”と言う製法なのに対しケフィアは乳酸菌と酵母の両方が働く”共生発酵”と言う製法で人によって体内に棲む善玉菌の種類がそれぞれ異なるため、健康を維持するには摂取する菌の種類や個数が大切だといわれています。

ケフィアの乳酸菌は、生きたまま腸に届くと言われており腸内 の善玉菌 (ビフィズス菌)を増やし、悪玉菌の増殖を抑 えて腸内環境を改善し腸がキレイになり、便秘解消、ビタミンやミネラルの吸収、免疫力を 高める効果も期待でき老化も防ぐと言われておりそれに伴い肌のターンオーバーが活性化して肌にも良いとされております。

腸内環境を整える働きにより、美容・健康、ダイエットなど様々な効果が期待ができます。

紫外線(UV)と髪の毛について(SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留豊里です。

紫外線がすごい時期ですね、、

今回は紫外線でなぜ髪の毛の色が抜けたり髪の毛が痛むのかをご説明出来ればと思います。

まず最初に紫外線は英語でultravioletと言われておりその略でUVと言われておりUVは波長が10~400nmの可視光線より短く軟X線より長い波長をもつ光とされておりまして、UVにはA、B、C 3つのタイプがあると言われており肌や髪の毛に影響があるとされているのがUV-AとUV-Bです。

UV-Aは、太陽から届く紫外線のうち大部分(95%以上)を占めており、長時間浴びた場合の健康影響が懸念されており、UV-Bは、ほとんどは大気層などで吸収されるとされておりますが約5%は地表へ到達し皮膚や目に影響を与えるとされており窓ガラスなどである程度はカットされると言われておりますが日焼け、皮膚がんの原因となります。

UV-AよりUV-Bのほうが髪の毛や皮膚に有害があるとされております。

ちなみにですがUV-Cは、オゾン層などで吸収されるため地表には到達しないので浴びることはないとされております。

髪の毛は、70%以上がシスチン結合を含むケラチンと言うタンパク質からできており、下の写真の様に①メデュラ(毛髄質)、②コルテックス(毛皮質)、③キューティクル(毛表皮)の三層構造になっており②コルテックスという部分に髪の色を決めるメラニン色素を含んでいます。

メラニン色素は、その有害なUVを吸収し、頭部も含め身体を守る働きがあり毛髪を構成しているシスチンやチロシンなどと言うアミノ酸が酸化されて別の物質に変化してしまい毛髪を構成しているケラチンがダメージを受けパサつきや色抜けなどの原因になるのです。

1年間で太陽から降り注ぐ紫外線量は、5月〜9月頃までが紫外線量が多いと言われておりせめてその期間は外出時日傘をして外出することをおすすめ致します!!

炭酸と美容 (SoweSter汐留)

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今回は炭酸について書かせて頂きたいと思います。

炭酸には、髪や頭皮にさまざまな作用が期待されており髪の毛、頭皮ケアをすることができま炭酸によって血行がよくなると言われており頭皮の血行が良くなることにより新陳代謝(ターンオーバー)も活発になり、髪も健康的になると期待されております。

炭酸には、汚れを落とし肌をやわらげる働があり頭皮の毛穴に詰まった皮脂汚れ等を吸着し浮き上がらせることで、普段とれにくい汚れまでしっかり落とすことができ頭皮をすこやかに保ち髪全体に良い影響を与えてくれます。

皮脂により頭皮が汚れると、毛穴がふさがった状態になりシャンプーで落とし切れていない皮脂が酸化して、ニオイやべたつき、かゆみの原因になります。

一般的に頭皮も肌も4週間〜6週間で新陳代謝(ターンオーバー)が行われて新しい頭皮や皮膚に変わると言われておりそのときに古くなった頭皮の角質が皮膚の奥から押し出され乾燥して剥がれ落ちたものがフケになるのですが、炭酸ガスには皮脂や角質などを吸着して取り去る作用もあると言われています。

まずは、頭皮ケアをすることで髪全体の悩みを解決できるきっかけになると思います。

髪の毛がパサつく原因 (SoweSter汐留)

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今回はお客様から良くある質問でどうして髪がパサパサになるのか?と言う質問が寄せられるので僕なりにわかりやすく説明をさせて頂ければと思います。

髪がパサつく原因には、加齢やカラーリングやパーマネントを含む薬剤施術、糖質中心の食生活、タンパク質不足などがあります。

髪の毛の主成分はケラチンというタンパク質の一種でケラチンが不足すると、髪の毛がパサパサになってしまったり、薄毛になったりする原因につながり髪の毛のボリュームがなくなったり、ツヤが感じられなくなったりします。

パサパサの髪の毛や薄毛の悩みは、実は糖質中心の食生活に原因があるかもしれません。

糖質を摂取すると、エネルギーとして消費されず余ったブドウ糖が中性脂肪、体脂肪となって蓄積され皮脂が出やすくなり、皮脂が毛穴に詰まって雑菌が増えると同時に頭皮にフケやかゆみが出て炎症が起こり雑菌が頭皮に繁殖してしまうと脱毛症や枝毛・切れ毛などが引き起こしてしまいそれらのトラブルのほとんどは雑菌が原因です。

他にも糖質の摂取により血糖値が上昇すると、交感神経が刺激されて自律神経が乱れホルモンバランスが乱れ髪によろしくない影響が出てしまいそのホルモンバランスの乱れでも皮脂の過剰分泌のほか、炎症やフケ・かゆみなどのトラブルにもつながり頭皮・毛髪にも悪影響を及ぼします。

ですので、今髪の毛がパサつきやすい傾向にある方は、糖質制限をしてみるのも良いと思います。

低糖質・高タンパクの食生活にしてみて糖質を多く含む炭水化物などを減らし肉・魚・卵・大豆などを中心としたタンパク質と野菜を多く摂取すると髪に必要なタンパク質・ビタミン・ミネラルをた摂取できるので健康的で美しい髪の毛を保つ効果が期待できます。

海洋深層水について (SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留豊里です。

今回は海洋深層水について書かせて頂きたいと思います。

突然ですが、皆様は、飲料水などその他美容製品や健康製品に海洋深層水でできた〇〇など商品を見かけた事はありますか?

あるけど海洋深層水について良くわからないと言う方のために詳しくそしてわかりやすく説明させて頂けたらと思い今回記事にさせて頂くことにしたので宜しければお読みください。

地球上の海は、表層と深層に分かれておりこの境界は深海の境目となり、大体海の表面から200mまでが表層とされており200m~あたりから水温が急に冷たくなっていき太陽の光が届かなく生活や産業によって汚染された排水の影響を受けにくい性質があり年間を通して水温が9℃~12℃と低い水温で安定する性質があり実は海水の95%が海洋深層水とされております。

光も届かなければ、植物プランクトン等による光合成が行なわれないため、栄養塩が消費されない結果、ケイ酸態ケイ素、リン酸態リン、硝酸態窒素などが多く水質を悪化させる細菌や有機物、病原菌などがいないという点でも清浄な水で髪や頭皮に良いミネラル分を多種・多量に含んでいて、海の生き物を豊かに育む無機栄養塩類もとてもたくさん含まれており海洋深層水は健康・美容に効果的です。

最後に美容とは、あまり関係がないのですが最後に海について書かせて頂きたいと思います。

一般的に日本近海には北から冷たい海水が流れてくる寒流と、南から暖かい海水が流れてくる暖流があり寒流には、リマン海流と親潮(千島海流)そして暖流には、対馬海流と黒潮(日本海流)がありますが海流は、風などの影響で起こる表層部分の流れを指し海流は常に流れてぶつかり合っております。

実は深い海の底でも海洋深層水による地球規模の大変大きな循環があるとされており、この大循環は、地球を一巡りするのに約2000年程かかるとも言われおります。