多様な保湿成分 (Sowester汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留豊里です。

今回はジグリセリンと言う成分について書かせて頂きます。

ジグリセリンは、保湿成分の1つで2個のグリセリンを結合させた成分で無色・無臭の透明粘稠な液体で4つの水酸基を持ったポリオールの一種です。

保湿性に優れており水に馴染みやすい性質があり肌のキメを整え美肌をキープでき成分としての安全性も高いため、化粧品成分や医薬部外品の成分として使われており、また、刺激性も少なく敏感肌向きの化粧水をはじめ、敏感肌化粧品やエイジングケア化粧品にも配合されます。

他にも、溶剤作用のある素材としてクレンジングに、温感付与素材としてマッサージジェルなどに配合されるなど幅広く活用できる成分となっています。

ヘアケア製品においても、しっとり感やなめらかさを出す成分としてシャンプーやコンディショナー、スタイリング剤や白髪染めにも配合されております。

肌のキメを整えてくれる成分 (SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留豊里です。

今回は、パンテノールと言う成分について書かせて頂きたいと思います!

パンテノールとは、水に溶けやすく、油脂には溶けにくい性質である水溶性ビタミンでビタミンB群の一種で体内に吸収されるとエネルギー代謝や脂質の代謝に関わっている必須ビタミンとされるパントテン酸になります。

パンテノールは肌に浸透しやすく、高い保湿効果を持つことから、肌にツヤとうるおいを与えて、肌のキメを整えてくれることから、多くのスキンケアやヘアケア製品に配合されており他にも目薬やドリンク剤さまざまな商品に配合してます。

その他にも、イライラを抑えてストレスを緩和する副腎皮質ステロイドホルモンの合成や、神経伝達物質であるアセチルコリンの合成にも関わっており、人のからだの生理機能の維持に欠かせない必須栄養素でレバー、鶏むね肉、納豆、玄米、アボカドなどから摂取できます。

非イオン(ノニオン)界面活性剤について (SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留豊里です。

界面活性剤シリーズ最後となります。

今回は非イオン(ノニオン)界面活性剤について書かせていただきます。

これまでの界面活性剤シリーズで書かせて頂きました通り、陰イオン界面活性剤は、水に溶けた際の親水基が陰イオン(負の電気を帯びる)になるのに対し陽イオン界面活性剤は、水に溶けた際の親水基が陽イオン(正の電気を帯びる)に電解すると説明をさせて頂きました。

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両性界面活性剤は、水素イオン指数(PH)によって親水基の部分がプラスに帯電したり、マイナスに帯電したりする界面活性剤と書かせて頂きました。

そして、非イオン(ノニオン)界面活性剤は、水に溶けたときにイオン化しない親水基をもっている界面活性剤です。

他にも非イオン(ノニオン)界面活性剤の特徴は、水の硬度や電解質の影響を受けにくく他の全ての界面活性剤と併用できこの使いやすさと浸透性、乳化・分散性、洗浄性など色々な性能を持ち合わせているのが特徴で昨今、非イオン界面活性剤の使用量は、急激に増えておりまして陰イオン(アニオン)界面活性剤とならんで主力界面活性剤になっています。

非イオン(ノニオン)界面活性剤は分子内の主要な結合の仕方によりグリセリン、ソルビトールなどを含むエステル型とエーテル型に分類される高級アルコールやアルキルフェノールなど水酸基をもつ原料に主として酸化エチレンを付加させてつくられるタイプで非イオン界面活性剤の中で1番代表的な界面活性剤です。

他にもエーテル型でポリオキシエチレン(POE)と呼ばれる疎水部分にベンゼン環を含んでいることから可溶化力に優れ、洗浄剤の成分として用いられてきましたが、親水基のポリオキシエチレン鎖は容易に生分解しますが、残った疎水基(アルキルフェノール)は生分解速度が遅く、環境保全の観点からもアルコールエトキシレート(AE)への代替が進んでます。

非イオン界面活性剤についてでした!