髪がダメージになっている状態(SoweSter汐留)

キューティクルが破られると露出したコルテックス(髪の芯)がダメージを受けやすくなります。タンパク質が損傷したり、水分が失われて乾燥したりすると、髪の弾力が失われ、パサつきや脆さが増します。

3. 枝毛・切れ毛:頻繁に髪に負荷をかけることで、髪が弱くなり、枝毛や切れ毛が発生します。特にドライヤーやアイロンの熱によりタンパク質が変性したり、強く引っ張る力によって髪が引き裂かれることが原因になります。

4. 黄ばみ:髪の毛が紫外線などによりダメージを受けるとメラニン色素が酸化し、髪の毛が黄ばむことがあります。

これらの状態は、髪の毛に対する日々のケアや扱い方が影響を与えます。適切なケアを行うことでダメージを少なくし、健康な髪を維持することが可能です。

前回の続き (SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留 豊里です。 

前回の記事で加齢による癖やうねりについて書かせて頂きました。

今回は、縮毛矯正について書かせて頂きたいと思います。

縮毛矯正は、髪を美しく整えるための方法の1つで髪をストレートにし、扱いやすくする施術で、湿気で髪がパサつきやすい人には特に効果的で膨張を抑制し、くせ毛をコントロールしてくれて朝などのスタイリングの時間を短縮します。

縮毛矯正の効果は一般的に3~6ヶ月程とされその期間は輝きをもたらし、特にロングやミディアムの髪質に艶やかな質感をもたらします。

メリットも多いい反面、縮毛矯正の過程で髪は高温にさらされ、化学物質が髪の内部まで浸透するので髪にダメージが発生するのも確かですので縮毛矯正を検討されている方は、ダメージが出ても癖を伸ばしたいかなど色々な事を検討した方が良いと思います。

30代〜増えてくるお悩み (SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留 豊里です。

今回は、お客様からくせ毛について質問頂いのたのでその事について書いて行きたいと思います。

お客様の中で特に30.40代のお客様からよく頂く質問で30代に入って急に癖や、うねりが出てきたとお悩みが寄せられるのですが、そう言ったお悩みに直面している方もいらっしゃるのではないですか?

癖毛になる原因は、さまざまですが主な原因3つで、カラーリングなどの薬剤施術の積み重ね、頭皮の乾燥、ホルモンバランスの乱れなどの要素が多いいです。

一つずつわかりやすく解説させて頂きます。

カラーリングの製品は化学的に髪のメラニン色素を除去または変更するため、髪の構造に影響を与えてしまい、髪の天然の保湿成分が失われ、髪を保護するカラクチン層がダメージを受ける可能性がありこれにより、髪の水分が蒸発しやすくなり、結果的に乾燥につながります。

頭皮の乾燥も髪のうねりを引き起こします。頭皮が乾燥すると髪に潤いが行き届かず、うねりや癖が出やすくなります。

生理周期や妊娠、更年期など、体のホルモンバランスが変化するときには髪の状態も変わることがあり髪が癖毛やうねりを持つ原因になります。

こう言った様に加齢と共に、どうしようもないような髪に毛の悩みが出てきます。

そう言った時に効果的なのが縮毛矯正で、縮毛矯正にも用途に合わせて色々なやり方がありますので今次回の記事で縮毛矯正について詳しく書いて行きたいと思います。

白髪染めについて (SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留 豊里です。 

お客様から良く頂く質問で白髪染めと通常のカラーリングの違いについて書かせ頂こうと思います。

白髪染めは、白髪をカバーする目的で作られており、より強力な成分を含み白髪にしっかりと色をつけることができる一方で、ヘアカラーは髪の色を変えるためのものです。

白髪染めとヘアカラーは、それぞれ特異な目的と特性があり白髪には、色素の少なさからカラーリングがしやすい一方で、色持ちが良いとは言えず、頻繁に染め直す必要があります。

一方で、ヘアカラーは髪の色彩を変え、新たな見た目を作り出します。

白髪染めと一般的なヘアカラーとの主な成分の違いは、カラーリング能力と白髪を覆う能力にあります。

ヘアカラーは一般的にアンモニア、パラフェニレンジアミン(PPD)、そして髪を漂白するための過酸化水素が含まれておりこれらの成分は髪の色素を一時的に変更し、新しい色を付けるのに十分な染色力がある一方で、白髪染めはより強い成分が含まれていて白髪に必要な強いカバー力を持つため、より強力な染料、より高濃度のアンモニアと過酸化水素を使用される場合がおおく白髪にしっかりと色を付けるために、髪の構造に深く浸透します。

近年は、科学技術が進歩しており明るめの白髪染めもでてますが、通常のヘアカラーリング剤に比べると白髪染めの薬剤は、暗めになることが多いです。

縮毛矯正のアフターケアについて (SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留 豊里です。

先日、お客様にからの質問で縮毛矯正の長持ちさせる方法はありますか?という質問を頂いたので解説させて頂けたらと思います。

縮毛矯正の効果を長持ちさせるためには、適切なアフターケアが必要です。

縮毛矯正は、髪の毛のタンパク質を一時的に緩めて、ストレートにする化学処理で、髪の保湿に必要な自然な油分が一部除去され、髪の内部の水分バランスが崩れることがあり、その結果、髪が乾燥しやすくなる傾向がありまた、縮毛矯正後はヘアアイロンなどのヒートスタイリングツールを使用するため髪を乾燥させる要因となります。

ですので適度な保湿を行い髪を乾かす際には、強い熱を当てすぎずにドライヤーの冷風機能を使用することで適正なドライができてオーバードライを防げます。

保湿成分が豊富なヘアケア製品やから髪を保護するための熱保護スプレーやセラムやミルクタイプを選ぶと良いです。

幹細胞とエクソソームの違い (SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留豊里です。

前回エクソソームについて書かせていただきましたが、幹細胞と混同するとお話がありましたので今回はエクソソームと幹細胞の違いについて書かせて頂きたいと思います。

エクソソームは細胞間の情報伝達と細胞外への分泌に関与し、幹細胞は自己複製と異化分化の能力を持ち、組織再生や医学的な応用に関与しています。

エクソソームは、細胞内で形成される小さな細胞小器官で、細胞膜に包まれた脂質二重層の小さな小胞で、細胞外に分泌され、エクソソームには、細胞外に導かれる細胞内成分や遺伝子情報が含まれていることがあり、これらの小胞は、細胞間の情報伝達やシグナル伝達に関与し、細胞内のタンパク質や核酸を細胞外に運ぶ役割を果たしています。

最近の研究では、エクソソームが細胞間のコミュニケーションや疾患の進行に関与していることが示唆されています。

幹細胞は、体内の成体細胞と異なり、自己複製と異化分化の能力を持つ特殊な細胞で、分化して特定の細胞型(例:血液細胞、神経細胞など)になることができます。

幹細胞は、発生中の個体や組織の再生、修復、および成長に関与しており疾患の治療や新しい組織の生成などの医学的な応用にも期待が寄せられています。

幹細胞は様々な種類がありますが、胚性幹細胞や成体幹細胞などが最もよく知られています。

このようにエクソソームと幹細胞は、細胞や生物学の中で異なる役割を果たしています。

新アンチエイジングについて(SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留豊里です。

今回は最近アンチエイジング効果があると期待されているエクソソームという物質について書かせて頂きたいと思います。

エクソソーム療法とは、特許技術により抽出した多量のエクソソームを含む幹細胞培養上清液を用いた治療で肌のターンオーバーを促進し整える効果があり、乾燥肌などの肌トラブルを修復し改善することで、健康な美肌を保つ効果があると考えられています。

エクソソームとは、細胞から分泌される極めて小さな顆粒状の小胞で細胞外小胞と呼ばれる物質の一つで小胞は膜に包まれた袋状になっており、内部には核酸と呼ばれるマイクロRNA・メッセンジャーRNAといった遺伝子情報やタンパク質など大切な情報が含まれており、細胞間での情報伝達に重要な役割を担っているということで由来する細胞の特徴を反映し、他の細胞に取り込まれて、細胞間の情報伝達が行われることで、私たちの身体に起こる様々な症状に関与していると言われており、美容治療を始めとして、健康維持や医療などの分野で効果が期待されており、国内外で研究が進められている物質です。

肌の真皮層にある繊維芽細胞にエクソソームが取り込まれると、細胞が活性化されるためコラーゲンやエラスチンが増産されます。コラーゲンやエラスチンが増えることで肌の弾力性がよみがえり、ハリやツヤ、たるみの改善に効果を発揮します。

人間の肌には、目に見える表面の事を表皮と呼ばれておりその表皮の内側にあって、皮膚組織の大部分を占めているのが真皮と呼ばれているのですが、その肌の真皮層にある繊維芽細胞にエクソソームが取り込まれると、細胞が活性化されるためコラーゲンやエラスチンが増産されコラーゲンやエラスチンが増えることで肌の弾力性がよみがえり、ハリやツヤ、たるみの改善されます。

幹細胞培養上清液に含まれるエクソソームは、体性幹細胞の活性化や、血管再生、抗炎症作用などに働きかけ、損傷した細胞に集まり、傷ついた細胞の修復や老化した細胞を活性化させたり、本来持っている肌の機能を活性化させ、細胞レベルで肌を蘇らせるため、美肌やエイジングケアの治療に効果を発揮してAGAや薄毛治療にもエクソソームが用いられて毛髪の再生をサポートする成分を毛根に届ける役割を果たし毛包細胞を分化・増殖させるため、発毛や育毛に効果的で損傷した毛包や頭皮を修復して、頭皮環境を整え健康的で強い髪に導きます。

次回は、勘違いしやすい幹細胞培養液とエクソソームの違いについて書かせて頂きたいと思います!

洗い流さないトリートメントについて (SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留豊里です。

今回は、洗い流さないトリートメントがもたらす効果について書かせて頂きたいと思います。

お客様から、良く洗い流さないトリートメントってどういう効果があるんですか?など使ったほうがいいんですか?など色々な質問をいただきますので解説させて頂ければと思います。

洗い流さないトリートメントは”アウトバストリートメント”という別目で基本的にシャンプーやトリートメントの後、髪を乾かす前の濡れている状態の毛髪につけます。

髪の毛には、キューティクルと言って髪の一番外側にある外部の刺激から髪の毛の内部を守る役割をしているウロコのように重なっていて髪の毛を覆っている部位があるのですが、髪が濡れている状態の時はそのキューティクルが開いている状態で最も浸透します。

髪に水分と油分を与え、表面のキューティクルを整える役割がありそれと同時にドライヤーによる熱ダメージを防ぐ効果、紫外線から髪を守る効果、乾燥を防ぐ効果がありダメージを受けた髪を補修することで、髪の表面もケアでき保湿効果があり、艶やかな健康的な髪の毛になるのです。

特にこれからの冬に向けて乾燥が気になる季節にアウトバストリートメントは、ヘアケア効果を発揮してくれます。

髪、爪そしてアレルギーにも良い成分 (SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留豊里です。

ビオチンという成分ついて書かせていただきたいと思います。

ビオチンは、ビタミンB群に属する水溶性のビタミンでビタミンHとも呼ばれており体内で糖・アミノ酸・脂質などのエネルギー代謝に関わっていると言われており抗炎症物質を生成することで炎症を防ぎ、アレルギー症状も緩和するとされておりアミノ酸の代謝に関わります。

アミノ酸は体内でコラーゲンなどを合成する際の材料となるため、皮膚や粘膜、髪の毛を健康な状態に保つために重要です。

酵素の働きを助ける栄養素を補酵素と言うのですがその補酵素して働き、エネルギーを作り出す手助けをしていると同時に体内では作ることができないビタミンであるため食品から摂取が必要で腸内細菌によっても合成されるとされており水には溶けやすいですが熱、光、酸に強いので摂り入れやすい栄養素です。

紫外線(UV)と髪の毛について(SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留豊里です。

紫外線がすごい時期ですね、、

今回は紫外線でなぜ髪の毛の色が抜けたり髪の毛が痛むのかをご説明出来ればと思います。

まず最初に紫外線は英語でultravioletと言われておりその略でUVと言われておりUVは波長が10~400nmの可視光線より短く軟X線より長い波長をもつ光とされておりまして、UVにはA、B、C 3つのタイプがあると言われており肌や髪の毛に影響があるとされているのがUV-AとUV-Bです。

UV-Aは、太陽から届く紫外線のうち大部分(95%以上)を占めており、長時間浴びた場合の健康影響が懸念されており、UV-Bは、ほとんどは大気層などで吸収されるとされておりますが約5%は地表へ到達し皮膚や目に影響を与えるとされており窓ガラスなどである程度はカットされると言われておりますが日焼け、皮膚がんの原因となります。

UV-AよりUV-Bのほうが髪の毛や皮膚に有害があるとされております。

ちなみにですがUV-Cは、オゾン層などで吸収されるため地表には到達しないので浴びることはないとされております。

髪の毛は、70%以上がシスチン結合を含むケラチンと言うタンパク質からできており、下の写真の様に①メデュラ(毛髄質)、②コルテックス(毛皮質)、③キューティクル(毛表皮)の三層構造になっており②コルテックスという部分に髪の色を決めるメラニン色素を含んでいます。

メラニン色素は、その有害なUVを吸収し、頭部も含め身体を守る働きがあり毛髪を構成しているシスチンやチロシンなどと言うアミノ酸が酸化されて別の物質に変化してしまい毛髪を構成しているケラチンがダメージを受けパサつきや色抜けなどの原因になるのです。

1年間で太陽から降り注ぐ紫外線量は、5月〜9月頃までが紫外線量が多いと言われておりせめてその期間は外出時日傘をして外出することをおすすめ致します!!