パーマの成分 ② (SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留豊里です。

前回システアミンについて書かせて頂きましたが、今回はチオグリコール酸について書かせて頂きたいと思います。

チオグリコール酸は昔から使われている一般的なパーマ液でしっかりパーマをかけたい時は”チオ”と言われており弾力があるメリハリのあるウェーブを形成で
一度かかるとパーマの持ちが良いのが特徴です。

パーマで使われる薬剤の中では、分子量が小さく、髪の毛の中に浸透しやすい事で強力で癖毛や広がりでお悩みの方がする縮毛矯正などにもよく使われており硬くてパーマがかかりづらい髪にもキレイにウェーブがでますし、頑固な癖毛もストレートになります。

元々チオグリコール酸は強い酸なので、アンモニアなどアルカリで中和されて使われるのが一般的でチオグリコール酸はアンモニア水のおかげで高PH高アルカリの強い効果のあるパーマ液になりました。

パーマのウェーブの形成力や縮毛矯正のストレート力は、アルカリ剤の濃度できまりますが同時にアルカリ剤の濃度が高い分ダメージの受けやすさに直結するので特に細い髪の毛の方やダメージを受けてしまっている髪の毛に対しては、使いどころを考えなければならないですし、慎重に使わなければ弱い髪の毛は耐えられなくなりチリチリになってしまったりパサつきが出ることもあります。

最後に前回のシステアミンと今回のチオグリコール酸を簡単におさらいをすると、”優しいシス”、”強くチオ”と覚えて頂けたら覚えやすいと思います!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です