東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留豊里です。
今回は植物由来幹細胞について書かせて頂きます。
前回のブログで幹細胞とは自分とまったく同じ能力を持った細胞に分裂することができる能力ともう一つは、自分の体を作るさまざまな細胞を作り出す能力をもつ細胞のことで幹細胞の種類は大きく分けてヒト由来・植物由来・動物由来があると書かせて頂きました。
植物由来の幹細胞とは、植物が持つ幹細胞を培養する過程で細胞から抽出したエキスのことで植物の生命の源です現在幹細胞コスメとして主に使用されているものは、リンゴ種と、アルガンの木からなるアルガンの2種です。
この2種は抗酸化作用が強く、保湿力にも優れているため化粧品に配合することで高い効能を発揮すると言われ特にリンゴ種は、スイスの収穫後4ヶ月経っても腐らないリンゴとして有名です。
ヒト幹細胞培養エキスと植物幹細胞エキスには決定的の違いは、リガンドと言われている伝達物資が存在しないため、細胞自体を活性化することはできないと言われています。
ヒトの細胞の表面には、特定の物質だけを受け取るレセプターといわれる構造があり、周囲の細胞に対して「今これが足りないから、この成分を作って!」といった指示をだすような物質を分泌しその物質は何百種類にも及ぶと言われておりリガンドとレセプターの間に、カギとカギ穴の関係が成り立っていると言われております。
ですが、植物幹細胞は栄養成分が豊富で非常に高い抗酸化作用と保湿効果があるため、肌を保護したり髪の毛のケアしダメージを改善したりする効果は優れておりさまざまなスキンケア、ヘアケア商品に配合しております。
冒頭で植物由来の幹細胞は、リンゴ種とアルガンの木と書かせて頂きましたが、数年前にヒットしたモロッカンオイルの主成分はアルガンオイルでアルガンの木から採取されるオイルです。
このように幹細胞コスメと言っても、植物由来のものとヒト由来のものでは効果が異なるので違いを理解して頂ければ良い買い物ができると思います^_^