両性界面活性剤について(SoweSter汐留) 

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留豊里です。

今回は、両生界面活性剤について書かせて頂きます。

前回、前々回と 陰イオン、陽イオン界面活性剤について書かせて頂きましたが、、

陰イオン界面活性剤は、水に溶けた際の親水基が陰イオン(負の電気を帯びる)になるのに対し陽イオン界面活性剤は、水に溶けた際の親水基が陽イオン(正の電気を帯びる)に電解するため陽イオンと説明させて頂きましたが、両性界面活性剤は、水素イオン指数(PH)によって親水基の部分がプラスに帯電したり、マイナスに帯電したりする界面活性剤です。

両性界面活性剤は、洗浄力が強く医療用バケツなどの洗浄・消毒に用いられております。

消毒液として販売、利用されている塩酸アルキルジアミノエチルグリシンは両性界面活性剤の一種で使用濃度において緑膿菌、結核菌、一般細菌、真菌等に有効とされており強い洗浄効果がブルーレットやリセッシュという名前でドラッグストアなどに販売されています!

陽イオン(カチオン)界面活性剤について(SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留豊里です。

今回は、前回からの続きで陽イオン(カチオン)界面活性剤について書かせていただきたいと思います。

陽イオン(カチオン)界面活性剤は,一般的に逆性石鹸言われており、通常の石鹸(普通石鹸)は、水に溶けた際に親水基が陰イオンに電離するのに対し逆性石鹸(陽性石鹸)は水に溶けた際の親水基が陽イオン(正の電気を帯びる)に電解するため陽イオン(カチオン)界面活性剤と言われているのです。

逆性石鹸を細菌やカビの微生物に作用させると、その表面の生体高分子に吸着して変性させることから殺菌性、吸引性、柔軟性、帯電防止性に優れていて毛髪用のリンス、トリートメントや消毒剤など洗濯用洗剤や柔軟剤に配合してます。

陽イオン(カチオン)界面活性剤の一種である塩化ベンザルコニウムという液体がありますが、オスバンやヂアミトールの商品名で薬局などで販売されており塩化ベンザルコニウム水溶液は日本薬局方収載医薬品で逆性石鹸として殺菌・消毒用に用いられておりオスバンやヂアミトールは陽イオン(カチオン)界面活性剤という事になります。

陰イオン(アニオン)界面活性剤について(SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留豊里です。

今回は、前回からの続きで陰イオン(アニオン)界面活性剤について書かせていただきたいと思います。

陰イオン(アニオン)界面活性剤は、洗浄力が高く、泡立ちもよいのが特徴で、石鹸、洗剤、シャンプー、乳化剤、発泡剤などに広く利用され温度の影響を受けにく水中で陰イオン(負の電気帯びる)になるものとされています。

代表的な4つの型があり、カルボキシル基といって炭素が酸素と二重結合し水酸基と一重結合したものからなる基をもつ有機化合物を有する有機酸であるカルボン酸の型であるカルボン酸型、水によく溶け、硫酸に近い強酸性を示すスルホン酸型とエステルという酸とアルコールから、水を分離し縮合して生成する化合物でそのアルコールと硫酸の結合により構成される硫酸エステル型とリン酸とアルコールの脱水縮合したエステルでリン酸エステル型このようにカルボン酸型があります。

スルホン酸型、硫酸エステル型、リン酸エステル型が陰イオン(アニオン)界面活性剤の主な4つの型です。

次回は陽イオン(カチオン)界面活性剤について書きます!