非イオン(ノニオン)界面活性剤について (SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留豊里です。

界面活性剤シリーズ最後となります。

今回は非イオン(ノニオン)界面活性剤について書かせていただきます。

これまでの界面活性剤シリーズで書かせて頂きました通り、陰イオン界面活性剤は、水に溶けた際の親水基が陰イオン(負の電気を帯びる)になるのに対し陽イオン界面活性剤は、水に溶けた際の親水基が陽イオン(正の電気を帯びる)に電解すると説明をさせて頂きました。

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両性界面活性剤は、水素イオン指数(PH)によって親水基の部分がプラスに帯電したり、マイナスに帯電したりする界面活性剤と書かせて頂きました。

そして、非イオン(ノニオン)界面活性剤は、水に溶けたときにイオン化しない親水基をもっている界面活性剤です。

他にも非イオン(ノニオン)界面活性剤の特徴は、水の硬度や電解質の影響を受けにくく他の全ての界面活性剤と併用できこの使いやすさと浸透性、乳化・分散性、洗浄性など色々な性能を持ち合わせているのが特徴で昨今、非イオン界面活性剤の使用量は、急激に増えておりまして陰イオン(アニオン)界面活性剤とならんで主力界面活性剤になっています。

非イオン(ノニオン)界面活性剤は分子内の主要な結合の仕方によりグリセリン、ソルビトールなどを含むエステル型とエーテル型に分類される高級アルコールやアルキルフェノールなど水酸基をもつ原料に主として酸化エチレンを付加させてつくられるタイプで非イオン界面活性剤の中で1番代表的な界面活性剤です。

他にもエーテル型でポリオキシエチレン(POE)と呼ばれる疎水部分にベンゼン環を含んでいることから可溶化力に優れ、洗浄剤の成分として用いられてきましたが、親水基のポリオキシエチレン鎖は容易に生分解しますが、残った疎水基(アルキルフェノール)は生分解速度が遅く、環境保全の観点からもアルコールエトキシレート(AE)への代替が進んでます。

非イオン界面活性剤についてでした!

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