東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留豊里です。
前回癖毛の種類ついて書かせて頂きました。
今回は、縮毛矯正について書かせて頂きたいと思います。
いきなりですが、縮毛矯正とストレートパーマの違いはご存知ですか??
縮毛矯正もストレートパーマも化学の力を利用して髪の毛の内部を根本的に変化させる技術です。
縮毛矯正は強いくせをまっすぐにすることで、ストレートパーマはパーマを落としてストレートに戻したり弱い癖毛を自然に仕上げる施術です。
美容室で行う主な薬剤施術には、大体の施術に1液(First)2液(2nd)と呼ばれる薬剤が存在しており、この1液、2液での役割があり1剤の役割は軟化といって髪の毛を一度柔らかくして髪の毛に形をつけて2剤で酸化させてアルカリなどのダメージ物質を抜く役割があります。
さらに詳しく書かせて頂くと髪の毛は、ケラチンというたんぱく質が主な成分となっているのですが、このケラチンは複数のアミノ酸が複数の結合法則に従って結びつく事で出来ており、縮毛矯正ではこの複数ある結合法則のうちの1つシスチン結合と呼ばれる結合に対して働きかけており このシスチン結合は、複数ある結合法則の中でも強い分類に入る結合で、ケラチンの中でも最も多く含まれているシスチンと呼ばれるアミノ酸がつながっている結合で、 縮毛矯正はまず、このシスチン結合を1剤に含まれている還元剤を使用して切断させて髪にアイロンを使い、直毛になるように形成して2剤を使用してシスチン結合を再結合させる事で、髪が直毛の状態で維持出来るようになるしくみになっています。
縮毛矯正はアイロンを使用するだけで、ストレートパーマもパーマも仕組みは一緒なのです。
まとめて記事にすると混乱しそうなのでパーマについては、次回の記事でしっかりと書かせて頂こうと思います。
縮毛矯正は、アイロンを使用するのですが、ストレートパーマはブローのみでアイロンの使用はしません。
現在でこそ縮毛矯正は、高温アイロンの熱を利用して癖を伸ばしますが、ひと昔前はアクリルのパネルに、毛流を整えるように毛髪をはり付けるパネル技法、コームやストレーナーを用いて毛髪を伸ばすコーミング技法を経て現在、アイロンで縮毛矯正の施術を行なっているのです。
以上、縮毛矯正について書かせて頂きました。