東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留 豊里です。
今回は、ヘアブリーチについて書かせて頂きたいと思います。
ヘアブリーチ(髪のブリーチ剤)は、髪のメラニン色素を減少させるために使用される化学剤で、髪の色を明るくしたり、染める前の準備として使用されます。
ブリーチ剤の成分は、 通常、過酸化水素(パーオキサイド)とアルカリ剤(代表的な成分アンモニア)が含まれており髪のメラニン色素(毛髪や皮膚などに見られる天然の色素)に反応し、脱色します。
ブリーチ剤を髪に適用すると、アルカリ成分が髪の表皮(キューティクル)を開かせ、過酸化水素が髪の内部(コルテックス)に浸透し、コルテックスに到達した過酸化水素は、髪の自然な色を決めるメラニン色素と反応し、色素を無色化(酸化)します。これにより、髪の色が抜けていきます。
メラニンの酸化が進むと、髪は徐々に元の色から赤、黄、そして最終的にはほぼ透明(白またはほとんど色素がない状態)へと変化していきます。
↑ように、ブリーチは化学的に髪の色素を分解することで、髪の色を抜きます。
髪の毛が丈夫な人ほど、髪の表皮(キューティクル)が強く色が抜けにくいため1回のブリーチでは、白くするのはとても難しく2回、3回と必要になります。