「30代になって白髪が急に増えてきた…」
そんな声をよくいただきます。
白髪はストレスや加齢、遺伝などが原因で、自分ではなかなか防げないものです。
でも、実は髪の毛はもともと白いってご存知でしたか?
髪は頭皮の中で作られるときは白くて、そこにメラニン色素が加わって黒くなるんです。
つまり白髪は「色素が入らなかった髪」なんです。
仕組みを知ると、白髪との向き合い方も少し変わってくるかもしれません。

上の写真のように、白髪の髪と白髪じゃない髪を顕微鏡でみた時にメラニン色素の量の違いがわかりやすいとおもいます。
ブリーチをしたことがある方はご存じかもしれませんが、「髪の色を抜く」って、実は髪本来の色が白いからなんです。
ブリーチは、黒や茶色などの色素(メラニン)を抜いて、元の白っぽい状態に近づけるために行うものなんですね。
ちなみに、アジア人の黒髪や欧米人のブロンドヘアも、実はメラニン色素の量の違いなんです。
欧米の方はアジア人よりメラニンが少ないので、髪が明るく見えるんですね。
そしてこのメラニン、年齢とともにだんだん作られにくくなっていきます。
その結果、髪を黒くする力が弱まり、白いまま生えてくる…つまり白髪になるんです。
残念ながら、今のところ白髪を完全に防いだり、元に戻すはっきりとした治療法は、ありませんが白髪のしくみを知ることで、少し気持ちが楽になったり、ケアの選び方をご一緒に考えさせていただけたら嬉しいです^_^

白髪が生えている箇所をピンポイントで抜くことで白髪ボカシ効果UPします。
白髪対策として
白髪の対策としては、生えてきた白髪を染める、白髪をぼかせるハイライト、2wayカラーなど様々な対策があります。
そこで白髪をぼかすと言う考え方が有効的です。
生えてくる白い白髪に対して、暗めのトーンで白髪を染めると2週間くらいでまた、白髪が生えてきて目立ちその生えてきた白髪をみて落ち込む人が多いのではないでしょうか??
白髪がまだらに生えてくるからこそ、この白髪ぼかしのハイライトが生きてきます。
三週間毎に白髪染めにご来店いただいていたお客様に白髪ぼかしを施したところ、ご来店周期が6週間に延びました。
ハイライトを入れることによって、時間共に白髪が生えてくると同時にハイライトが抜けて来て明るくなり白髪が目立たなくなります。
ハイライトは、白髪の量や抜け方にによって細かく入れたり太めに入れたりと状況に応じて様々な策を講じることが出来ます。
ご来店されるお客様、それぞれご相談しながらサービスを提供させていただきたいと思います
