縮毛

癖毛で悩まれている方!

縮毛矯正について書かせて頂く前にくせ毛のメカニズムを知って頂く必要があるのでくせ毛について書かせて頂きます。

クセ毛には先天的なクセ毛と後天的なクセ毛があり、 先天的なクセ毛は遺伝や毛髪の成長過程が関係しており、後天的なクセ毛は主に加齢やダメージなどが主な原因になります。

主に、日本人に良く見られるクセで髪の毛が波のようにうねっている状態の癖毛で波状毛と呼ばれており、S字状の状態や細かいウェーブである場合もあれば大きなウェーブな場合もあります。

主な現象として湿気によって状態が変わり梅雨の時期になると髪の毛がゴワゴワになったり、膨らみやすかったり、汗で前髪がうねうねしたり様々なお悩みを目にします。

元々直毛の方でも、出産や生活習慣など環境の変化そして加齢により髪が細くなり弾力が低下することで、まっすぐな状態を保てなくなり髪が急にクセ毛になる人もおり、元々クセ毛の方は年齢を重ねるごとにクセが強くなっていく傾向があります。

そんな癖毛は、縮毛矯正をおすすめします!!

縮毛矯正とストレートパーマ違い

縮毛矯正もストレートパーマも化学の力を利用して髪の毛の内部を変化させる技術で縮毛矯正はアイロンを使用して強いくせをまっすぐにするのですがストレートパーマはブローのみでパーマを落としてストレートに戻したり弱い癖毛を自然に仕上げる施術でアイロンは使用はしません。

美容室で行う主な薬剤施術には、大体の施術に1液(First)2液(2nd)と呼ばれる薬剤が存在しており1液、2液での役割があります。

1剤の役割は軟化といって髪の毛を一度柔らかくして髪の毛に形をつけて、2剤で酸化させてアルカリなどのダメージ物質を抜く役割があります。

詳しく書かせて頂くと髪の毛は、ケラチンというたんぱく質が主な成分となっているのですが、このケラチンは複数のアミノ酸が複数の結合法則に従って結びつく事で出来ており、縮毛矯正ではこの複数ある結合法則のうちの1つシスチン結合と呼ばれる結合に対して働きかけており このシスチン結合は、複数ある結合法則の中でも強い分類に入る結合で、ケラチンの中でも最も多く含まれているシスチンと呼ばれるアミノ酸がつながっている結合です。

縮毛矯正はまず、このシスチン結合を1剤に含まれている還元剤を使用して切断させて髪にアイロンを使い、直毛になるように形成して2剤を使用してシスチン結合を再結合させる事で、髪が直毛の状態で維持出来るようなプロセスになっています。