白髪について

30代になっていきなり白髪が増えてきてどうにかならないか?というお声を良く頂きますが、白髪の性質を利用する事で白髪への意識が変わると思います。

20代前半の頃から担当させて頂いているお客様もいるのですが、30代になると白髪が生えてきてそれがどんどん増えてきているのを目の当たりにします。

諸説ありますが、白髪の主な原因はストレスや老化、遺伝など自分自身でどうにも出来ない事が多いいですしそれに対しまして対処方が限られています。

まず、白髪のメカニズムから解説させて頂きます。

わかりやすく説明させていただきますと一般的に頭皮から生えて出てきている髪の毛を毛幹と言いい頭皮から生える前の髪の毛を毛根と区別します。

毛根で髪の毛が作られるのですが、実は毛根で作られたばかりの髪の毛は元々、白いのです。

毛幹に出る前にメラニン色素と言う髪の毛を黒くする色素が含まれるため私たちの髪の毛は黒く生えてくるのです。

お客様の髪の毛を顕微鏡でみた状態です。

上の写真のように、白髪の髪と白髪じゃない髪を顕微鏡でみた時にメラニン色素の量の違いがわかりやすいとおもいます。

髪をブリーチをした経験がある方だと分かる方もいると思いますが、髪の毛の色を抜くなどと言いますがそれは、髪は元々、白なので黒い色素を抜くために行う事であり、使われる表現なのです。

他にも、アジア人は黒髪で、欧米人はブロンドヘアなのですがそれもメラニン色素が原因だとされており、欧米人はアジア人に比べてメラニン色素が少ないと言われています。

そのメラニン色素ですが、歳と共に年々減少してきて元々、毛根内部での白い髪の毛を黒くすることが困難になり白髪が生えてくると言う事になります。

以上が白髪のメカニズムであり、現段階ではこの現象の明確な治療法や治療薬はありません。

白髪が生えている箇所をピンポイントで抜くことで白髪ボカシ効果UPします

白髪対策として

白髪の対策としては、生えてきた白髪を染める、白髪をぼかせるハイライト、2wayカラーなど様々な対策があります。

そこで白髪をぼかすと言う考え方が有効的です。

生えてくる白い白髪に対して、暗めのトーンで白髪を染めると2週間くらいでまた、白髪が生えてきて目立ちその生えてきた白髪をみて落ち込む人が多いのではないでしょうか??

白髪がまだらに生えてくるからこそ、この白髪ぼかしのハイライトが生きてきます。

三週間毎に白髪染めにご来店いただいていたお客様に白髪ぼかしを施したところ、ご来店周期が6週間に延びました。

ハイライトを入れることによって、時間共に白髪が生えてくると同時にハイライトが抜けて来て明るくなり白髪が目立たなくなります。

ハイライトは、白髪の量や抜け方にによって細かく入れたり太めに入れたりと状況に応じて様々な策を講じることが出来ます。

ご来店されるお客様、それぞれご相談しながらサービスを提供させていただきたいと思います

TEL☎0368091438