ヘアカラーリング剤の種類 ③ (SoweSter汐留)

東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留豊里です。

前回はヘアマニキュア、前々回はヘアカラーとカラートリートメントについて書かせて頂きました。

今回は、ブリーチ(脱色剤)について書かせて頂きたいと思います。

ブリーチとは、髪の毛の中に含まれているメラニン色素を分解し髪の毛の色を脱色して明るくすることです。

日本人を含むアジア人は多くの人は黒髪ですが、この黒さはメラニン色素と呼ばれている色素が欧米人に比べると多いいからだとされております。

わかりやすく説明させていただきますと一般的に頭皮から生えて出てきている髪の毛を毛幹と呼び、頭皮から生える前の髪の毛を毛根と区別します。

毛根で髪の毛が作られるのですが実は毛根で作られたばかりの髪の毛は元々、白く毛幹に出る前にメラニン色素が含まれるため髪の毛は黒く生えてきます。

日本人を含むアジア人の多くの髪の毛はメラニン色素の量が多いため黒く生えており、そのメラニン色素がほとんどないと白髪となって生えてくるのです。

欧米人の髪の毛はメラニン色素が少ないのでブラウンやブロンドのような髪色なのです。

ブリーチ剤は、パウダータイプとクリームタイプがありOXYと呼ばれる2剤の過酸化水素を混ぜて化学反応を起こし髪の毛に塗布していきアルカリにより髪の毛表面のキューティクルを柔らかくして成分が毛髪内部に浸透しやすくし、過酸化水素の酸化力を高めて毛髪の内部にあるメラニン色素を分解し髪の毛の色を脱色して明るくするのです。

ブリーチで髪をより白くするには、オキシの過酸化水素の配合量が高ければ高いほどより白くなります。

日本の薬事法では2剤である過酸化水素の配合量は、身体に使用する場合は6%までに規制されており海外では12%もあると言われておりますが、過酸化水素の%が上がるほど肌に対する負担が増えます。

以上、ブリーチ(脱色剤)について書かせて頂きました!

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