パーマについて (SoweSter汐留)

SoweSter汐留の豊里です!今回は、パーマについてまとめました。

パーマは、大きく分けてデジタルパーマ(形状記憶パーマ)とコールドパーマ(通常のパーマ)がありますのでまずその説明をさせて頂きます。

デジタルパーマ(形状記憶パーマ)

熱を加えてカールを作るパーマで、乾いているときにウェーブがしっかり出るのが最大の特徴です。

特殊な機械でロッドを温めながら施術するため、カールが長持ちしやすく、形状記憶のような効果があり、アイロンで巻いたような大きめのカールが得意で、髪が硬い方にも効果が出やすいです。

スタイリングが簡単で、朝は手ぐしで整えるだけでもまとまりやすいですが通常のパーマと違い高温を使うのでダメージはやや大きめです。

コールドパーマ(通常のパーマ)

熱を使わず、薬剤だけで髪にカールをつける方法で、濡れている時にカールが一番出やすいくウェットスタイルや自然乾燥が向いています。

ウェーブは柔らかく、ナチュラルな雰囲気に仕上がりやすいく髪が短い方やふんわりとボリュームが欲しい方におすすめで熱を使わないため、デジタルパーマよりはダメージが少なめですが、持ちはデジタルパーマに比べると短いです。

デジタルパーマとコールドパーマの違いは、熱をあてるか、あてないかの違いです。

コールドパーマを細かく分けると下記の種類になります↓

わかりやすく表にまとめました↓

髪質・状態おすすめのパーマ理由・特徴
硬くて太い髪アルカリ性パーマ / デジタルパーマ浸透力と薬剤の強さでしっかりカールが出せる。持ちも良い。
軟毛・細い髪酸性パーマ / コスメパーマ髪に優しく、柔らかい質感を保ったまま自然なカールに。
クセがつきにくい髪アルカリ性パーマ / デジタルパーマ薬剤や熱の力でカールをしっかり固定できる。
ダメージ毛(ブリーチ・カラー毛)酸性パーマ / 中性パーマ / コスメパーマ優しい薬剤で、髪の構造を壊しすぎずにカールが作れる。
健康毛(ダメージが少ない髪)コールドパーマ / デジタルパーマ / アルカリ性パーマ目的やスタイルに合わせて幅広く選べる。
パサつきやすい髪コスメパーマ / 中性パーマ / 酸性パーマ保湿成分入りで、しっとりとした仕上がりが期待できる。
広がりやすい髪デジタルパーマ / 酸性パーマ熱でまとまりを与える or 優しい薬剤で自然におさまる。
柔らかい質感を出したい場合コスメパーマ / 酸性パーマ自然でナチュラルな手触りと仕上がりになる。
しっかりとしたカールを出したいデジタルパーマ / アルカリ性パーマ熱や強めの薬剤でくっきりとしたカールが可能。
ナチュラルなウェーブを楽しみたいコールドパーマ / コスメパーマ / 中性パーマ自然乾燥でもやさしいカールが出やすい。

詳しく読みたい方は↓

コスメパーマ

通常のパーマ液と違い化粧品登録された低刺激な薬剤を使っているので、髪や頭皮にやさしいのが特徴です。

パーマ独特の強い臭いが少ないため、敏感な方でも施術しやすく保湿成分(コラーゲン・ヒアルロン酸・シルクプロテインなど)を含む

ことが多く、仕上がりが柔らかくツヤが出る傾向があり、ダメージ毛・軟毛の方でもかけやすく、自然なカールを作れますが、強いカールや持続性を求める場合はやや弱めに感じる事があります。

アルカリ性パーマ

パワフルな薬剤で髪のキューティクルを大きく開きしっかり浸透させてカールを固定します。

水素イオン指数と言って水溶液中に含まれる水素イオンの濃度を指す単位をpH(ピーエイチ、ペーパー)と呼ばれるのですが、アルカリ性パーマはそのpHが8〜9のアルカリ性で、薬剤の浸透力が高いため、硬い髪・クセのつきにくい髪に最適です。

強くしっかりとしたウェーブやカールが作れ、ボリュームアップ効果もありますが、髪へのダメージはコスメパーマに比べると大きく、乾燥しやすいため切れ毛やパサつきのリスクがあるので、ダメージ毛にはあまりおすすめで来ません。

中性パーマ

pH6~7の中性領域の薬剤で、アルカリ性ほど強くなく、髪にやさしい設計でカラーやブリーチを繰り返した髪でも対応可能で、ダメージを最小限に抑えながら施術できます。

髪の内部構造を壊しすぎず、自然で柔らかいカールを作ることができ、持ちも比較的良く、仕上がりはしっとり感のある上品なカールになることが多いです。

酸性パーマ

pH4.5〜7の酸性域の薬剤を使用し、キューティクルをほとんど開かずにカールを作るため、髪へのダメージが最小限です。

システアミンや、シスチンと言うアミノ酸を主成分としているため髪の内部に穏やかに働きかけ、自然なカールを形成するため特にダメージが強い髪、ブリーチ毛、細くて柔らかい髪、敏感な頭皮の方におすすめです。

仕上がりはゆるく、ナチュラルな動きのあるウェーブになりますが強いカールや持続力はやや劣りますがとにかく髪にやさしく、自然な質感が魅力です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です