東京 汐留で小さな美容室の代表をさせて頂いてますSoweSter汐留 豊里です。
今回の記事は、髪質改善トリートメントの一種である酸熱トリートメントに主に配合しているレブリン酸について書かせて頂きたいと思います。
レブリン酸は、酸の特性を持つ成分で、毛髪のタンパク質と反応して、熱の作用による脱水縮合を引き起こし、髪内部に安定した構造を形成します。この仕組みにより、レブリン酸は髪の内部に架橋(化学的な結合)を作り、髪を疑似的に疎水性(水をはじく性質)に変えます。疎水性になることで、髪は健康毛に近づき、ハリやコシを感じるようになります。
疑似的な健康毛に
髪のダメージによって親水性(湿気を吸いやすい)になった毛を、疎水性(湿気をはじく)に近づけ、ツヤやハリ、コシを出します。
クセを抑える
高温アイロンで結合を形成し、クセ毛をストレートにしますが、通常の縮毛矯正のようなアルカリ剤は使いません
注意点
施術後はカラーの色落ちや染まりにくさが起きやすいく、独特のにおいが残ることがあり、高温アイロンが必要なため髪への負担もあります。
回数を重ねることで効果を持続しやすく、髪にハリとコシを与える成分の一つです。