髪の毛の構造 (SoweSter汐留) 

SoweSter豊里です!

今回は、マニアックな記事になります 笑

髪の毛の構造について書かせて頂きます!!

お客様の髪の毛を顕微鏡で写した写真もありますので見比べてみてください。

髪の毛は、外側から「キューティクル・コルテックス・メデュラ」という3層構造でできています。

それぞれが髪の美しさを守る大切な役割を持っています。

実際のお客様の髪のを顕微鏡で写した写真です。

メデュラ

髪の中心にある部分でまだ詳しく解明されていませんが、断熱やツヤに関係しているとも言われています。

細い毛では存在しないこともあります!!

②コルテックス

髪の80〜90%を占める部分で髪の強さや弾力・色を決める中心部分で主成分はケラチンタンパク質で、ここにメラニンや水分が含まれておりカラーやパーマの影響を最も受けやすい部分でもあります。

キューティクル

うろこのように重なり合い、髪の内部を守るバリアの役割でこの層が整っているとツヤが生まれ、手触りもなめらかになります。

紫外線や摩擦でキューティクルが傷むと、水分が逃げてパサつきや枝毛の原因に!

髪の毛は「成長期→退行期→休止期」というサイクルを繰り返し、女性で約4〜6年、男性で約3〜5年の周期で生え変わります。

今ある髪を大切にケアすることが、未来の髪を美しく保つ第一歩です。

↑の写真ようにメデュラがない髪の毛も存在します。

ブリーチなしのハイトーン(SoweSter汐留)

SoweSter豊里です!

今回は、先日お客様からのご要望でライトナーと言ってブリーチ剤を除くカラー剤の中で1番明るく出来る薬剤を使用させて頂いてハイトーンにさせて頂きましたのでその実例と”その”ライトナーを紹介させて頂きたいと思います。

ライトナーは、髪の色素を“脱色”する力を持っておりブリーチほど強いパワーはありませんが、その分髪へのダメージを軽減でき柔らかな質感を保ちながら明るい印象を与えられます!

髪を明るくする専用のカラー剤でブリーチと同じ様に髪を他の色に変えることは出来ませんが髪の色素を抜く『脱色』だけが出来るカラー剤がライトナーと言う薬剤です。

比較項目ブリーチライトナー
明るくできる限界ほぼ無制限上限(リミッター)あり
ダメージ強い弱い
色の抜け方脱染(色素を抜く)脱色(髪の色素を明るくする)
仕上がり鮮やか・高発色柔らかく自然なトーン
ライトナーで限界まで明るくさせて頂きました

注目の成分 (SoweSter汐留)

SoweSter豊里です!

最近、市販のシャンプーなどでも~ケラチン(羊毛)という表記がよく目に入ります。

ケラチンとはよく聞くと思いますが羊毛とわ?と思いませんか?

今回はその羊毛について書かせて頂きたいと思います!

羊毛ケラチンとは、羊の毛から抽出された天然のケラチンタンパク質のことです。

髪の主成分であるケラチンと構造が非常に似ており、髪に自然に馴染みやすいのが特徴です。

「加水分解ケラチン」や「カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン」など、さまざまな形で抽出されますが、いずれも天然ケラチンの性質を壊さないように加工されています。

■ 美容業界で注目される理由

羊毛ケラチンは、髪にハリ・コシ・ツヤを与え、パサつきを防いでくれる成分として

近年、美容や化粧品業界でも研究が進められています。

特に高級シャンプーやトリートメントの原料として採用されることが増えています。

■ 髪への主な効果

ダメージ部分に吸着して補修・保護

キューティクルの剥がれを抑制し、なめらかな手触りへ

紫外線パーマ・カラーなどによるダメーらから髪を守る

髪にハリ・コシ・ツヤ・まとまりを与える

また、羊毛ケラチンを加水分解して得られる「ケラチンペプチド」には、髪だけでなく爪や皮膚の健康維持にも役立つといわれています。

これは、髪や爪、羽毛などの主成分である「シスチン」というアミノ酸を多く含んでいるためです。

羊毛ケラチンは、髪の内部までしっかりと栄養を届ける天然由来の補修成分です。

髪のパサつきやハリ・コシの低下が気になる方にとって、とても頼もしい成分といえるでしょう。

シャンプーやトリートメントを選ぶ際は、ぜひ「ケラチン(羊毛)」という表記にも注目してみてくださいね。